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ラサール不動産投資顧問 「不動産投資戦略2016中間レポート」発表
2016.07.25 16:15
ラサール不動産投資顧問(本社・米国シカゴ)は今月21日にグローバルにおける「不動産投資戦略2016中間レポート」に関する記者説明会を「丸の内MYPLAZA」にて実施した。
説明会では代表の中嶋康雄氏をはじめ、執行役員の西村章氏が出席した。各エリアの戦略については日本・韓国のリサーチ責任者である高野靖央氏、アジア・太平洋地域の責任者であるエリーシャ・セ氏、中国・香港の責任者キャサリン・チェン氏、オーストラリア責任者のリー・ワーナー氏ら4人によって現在のマーケットと、将来の動向予測が発表された。注目が集まっている英国のEU離脱による不動産市場への影響については、アジア・太平洋では安定的な経済成長見通しにより、地域内外の投資家の資本を引き付けることになると予想している。
日本においてはオフィスセクターにおける賃料成長への期待が弱まる可能性があるが、賃貸市場自体の需給は引き続き圧迫している。いずれにしても英国の影響は日本には少ないと予想している。