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アパグループ 「浅草」駅前にホテル開発計画発表

2016.07.25 16:16

 北海道から沖縄まで、アパホテルネットワークとして全国最大の372ホテル6万1590室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(東京都港区)は、台東区「浅草」駅前でホテル開発計画を発表した。本案件地の事業内容は、アパホーム(石川県金沢市)が土地所有者より事業用地を賃借しホテルを建設、施設竣工後アパホテル(東京都港区)に建物を賃貸し、アパホテルがホテル運営を行う。
 同計画地は都営浅草線「浅草」駅より徒歩1分、東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩3分、東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩5分など、江戸通り沿いの視認性が高い「駅前立地」となっている。浅草周辺エリアにおいては、「アパホテル浅草 蔵前」(全301室)が高稼働中であり、「アパホテル浅草 田原町駅前」(平成29年7月開業予定・全464室)、「アパホテル浅草 雷門」(平成29年9月開業予定・全126室)が計画中であるが、昨今の海外インバウンドや国内ビジネス・観光需要の増加の中、年間4500万人もの観光客が訪れる「浅草エリア」で更なる需要の獲得を目指し今回の計画に至ったと同社はしている。
 同計画により台東区内におけるアパホテルは、8棟・1901室となり、台東区内のホテルでは保有棟数・客室数でトップとなる。本案件地では現段階で15階建・304室のホテル建設を計画しており、平成30年8月の開業を目指すとしている。




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