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三菱地所/サカタのタネ 運営施設で初のネーミングライツ導入
2016.06.27 16:26
三菱地所(東京都千代田区)とサカタのタネ(横浜市都筑区)は、「横浜ランドマークタワー」の賑わいづくりに向けて、緑化に係る包括提携に合意した。同ビル低層部の商業施設「ランドマークプラザ」の中心に位置する5層吹き抜けのイベントスペース「ガーデンスクエア」を「サカタのタネ ガーデンスクエア」と呼称し、同スペースの緑化を行い、25日にリニューアル。併せて提携第一弾のイベントを同日開催した。
三菱地所が運営する施設では初となるネーミングライツ(命名権)を導入した。緑化リニューアルがなされた同スペースは従来の内装と比べ大幅に植栽が追加。観葉植物に加え、季節ごとにサカタのタネが開発したオリジナルの花を使用することで、来館者に対して花と緑による癒しの空間を提供するとともに、今年度は年間を通じて農業や園芸に関連したイベントを開催していく。また、リニューアルには横浜市環境創造局が推進している「横浜みどりアップ計画」の「地域緑まちづくり事業」による助成金を一部活用している。