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京都市 土砂災害対策に関する補助制度を創設

2016.06.13 17:51

 京都市は9日、今年度から土砂災害対策に関する補助制度を創設することを発表した。
 近年、台風や局地的豪雨により土砂災害による重大な被害が多発していることから、京都市はこのような災害から市民の命を守るために土砂災害に対する安全対策工事を建築物の所有者等が自ら行う場合、工事費用の一部を補助する制度を創設した。
 補助対象となる建築物は「土砂災害特別警戒区域内にある建築物(区域の内外にまたがる建築物を含む)であること」、「土砂災害特別警戒区域の指定の際、既に存在する建築物であること」、「居室(居住、執務、作業等のために人が継続的に使用する部屋をいう)がある建築物であること」、「建築基準法施行令第80条の3の規定に適合していない建築物であること」、これらの主な条件等に当てはまるもの。これらの建築物が土砂災害に対する安全対策のために鉄筋コンクリート造(RC造)の外壁や防護壁を設置する工事が補助の対象となる。補助金額は補助対象費用の23%で補助金限度額は最大75万9000円/棟。




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