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東急不動産推進の風力発電所が運転開始

2019.05.13 17:33

 東急不動産(東京都港区)と日本風力開発(東京都港区)が北海道松前郡松前町において開発を進めていた「リエネ松前風力発電所」が、先月3日に運転を開始した。  同発電所は蓄電池併設型の風力発電所。北海道電力の「風力発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」を満たす風力発電所として、初めて運転を開始した風力発電所となる。蓄電池システムを利用することで風による発電の出力変動を吸収し、安定した電力供給を可能としている。
 同発電所はシーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジー社製の風車(定格出力3400kW)12基を採用し、一般家庭約3万世帯分の年間消費電力に相当する1億590万kWh/年の発電量を想定している。
 タワーの高さは94m、ブレードを含めた全高は148mとなり、4月時点で運転している風車としては日本最大となる。




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