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大型シェアオフィスが6月にオープン 「千葉」駅徒歩1分

2019.05.20 11:44

 レンタルオフィスとコワーキングスペース事業を行うWOOC(東京都品川区)は、「千葉」駅前に6月1日に大型シェアオフィスをオープンさせる。
 都心部を中心にシェアスペースが増加を続けているなか、同社でもレンタルオフィス「BIZcircle(ビズサークル)」や、コワーキングスペース「BIZcomfort(ビズコンフォート)」を全国に展開している。一方で「郊外型」のシェアオフィスがまだまだ充実しておらず、利用者からは千葉県への出店希望が多く寄せられていた。
 同拠点は「千葉」駅北口徒歩1分の交通至便な立地。松戸につづき千葉2店舗目となる。都心へ行くことが困難な人や、通勤ラッシュに悩む人の通勤時間短縮やストレス緩和にも繋がることを期待している。
 元々のフロアが「厨房」を想定した造りだったこともあり、デザインは「ビストロ」をイメージした。パリのビストロのように、日々の暮らしのなかで人々が気軽に集えるようなスペースになればとの思いが込められている。
 コワーキングスペースはすべての入居者が利用可能で、打ち合わせ可能なスペースや休憩スペースなどバリエーションに富んだ共有スペースでの入居者同士のコミュニティ形成を促す。
 通常のオフィスを借りると保証金や敷金がかかるが、同拠点では一切不要。24時間365日利用可能で、ライフスタイルに合わせて、好きな時間に好きなだけ利用できる。自由に気軽に使えるコワーキングスペースから、個人事業主や起業を目指す人などのためのレンタルオフィスまで、目的に応じたプランを用意した。
 またコンシェルジュが平日9~18時まで常駐。来客時にはお茶出しのサービスを実施するほか、レンタルオフィスの不在が多い利用者には郵便物の受け取りや転送サービスも提供している。
 WOOCでは、同拠点で都心への通勤に悩む人への新しい働き方を提案するビジネススポットを目指すとしている。




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