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JR西・京都府・タイムズ24が提携

2019.05.20 12:00

「お茶の京」エリアの周遊に鉄道とカーシェアを
　京都府と西日本旅客鉄道（大阪市北区）、タイムズ２４（東京都品川区）の連携協定による「観光周遊カーシェアリング事業」が、６月３日に開始される。
　協定は京都府南部の「お茶の京都」エリアにおいて、駅から観光施設までの移動手段（２次交通）を充実させ、エリア内の観光・周遊の取組を推進するために締結された。鉄道（ＪＲ）利用と駅からのカーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」を組み合わせることにより、自由で便利な新しい移動手段を提供する。
　利用促進サービスとして、「レール＆カーシェア」と「ドライブチェックイン」を実施する。
　「レール＆カーシェア」は、鉄道とカーシェアの組み合わせにより、利便性の向上と環境負荷軽減型交通の充実を図る取り組み。ＪＲのＩＣカード乗車券「ＩＣＯＣＡ」でタイムズカーシェアの車両のドアロック解除が可能になる。またＩＣＯＣＡで鉄道を利用した人を対象に、対象ステーションのカーシェア利用料金を割引するサービスも実施する。
　「ドライブチェックイン」は、カーシェアを活用し、エリア内の観光・周遊促進を図る取り組み。対象の観光施設をタイムズカーシェアの車輌で訪れ、３０分以上駐車するとタイムズカーシェアで次回以降に利用できる電子優待券を付与する。
　今後、お茶の京都エリア内において鉄道駅周辺へのカーシェアリングステーションの設置やドライブチェックインサービスの対象施設を順次追加するなど、観光周遊カーシェアリングのサービスを拡大するとしている。