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大手企業と交流できるワークスペース「AXLE御茶ノ水」2020年オープン

2019.05.20 12:15

東和不動産 グループのトヨタと協業も
 東和不動産(名古屋市中村区)は、東京都千代田区で計画を進めているワークプレイス「AXLE(アクスル)御茶ノ水」を2020年4月にオープンすると発表した。
 同施設はトヨタグループをはじめとした大企業とベンチャー企業が交流し、イノベーションを起こすことを目的とした新しいタイプのワークプレイス。JR「御茶ノ水」駅より徒歩6分の場所に建つ築52年の寮・社宅をリノベーションし活用する。
 地下1階は専用のアプローチとドライエリアがあり、固定席72席を備える天井の高いシェアオフィスとなる。1階は駐車場とイベントスペース。2階は50席のコワーキングスペースを中心とした交流を生むためのスペースとして利用される。3階は、5坪から60坪規模のオフィスと充実した共用部。4~6階は、80~200坪のテラス付きオフィスとなる。さらに屋上には、ミーティングやイベントに使えるテラススペースを備える。
 東和不動産は「様々な人が入居し、思いがけない出会いがあり、そこから新しい発想が生まれ、プロジェクトが次々に走り出す」、このサイクルがつねに回り続けるAXLE(車軸・心棒を意味する)となる施設を目指すとしている。




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