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「リゾート×オフィス」がテーマのコワーキング「リゾフィス湘南藤沢」オープン
2019.06.03 17:53
ヴェルリース(神奈川県藤沢市)は3日、新コンセプトのコワーキングスペース「resoffice(リゾフィス)湘南藤沢」をオープンさせた。
インテリアデザインを手がけたのは、イギリスで活躍するインテリアデザイナー、ダニエル・ホップウッド氏。インターネット番組でコメンテーターを務め、タレントとしても活動する同氏が「リゾート」×「オフィス」というコンセプトのもと、湘南の自然を存分に体感できる、爽やかでリラクシブルな空間を実現。「Tシャツにビーチサンダルのままでも気軽に通える働き方」が提案されている。
施設はできる限り「サステイナブル」であることを目指し、施工は湘南出身の施工リーダーを擁する大工集団、若井工務店(静岡県熱海市)が担当。壁や建具、家具などは木材を使用して職人技で作られている。棚のひのき材や切り株サイドテーブルを提供したのは、熱海で間伐材の伐採活動を通じて山と海を守るボランティアグループ「きこりーず」。これを大工が丁寧に継ぎ合わせ、小口も美しく見える棚板に仕上げた。ラウンジスペースの大きな壁も、ブランドカラーの青のペンキで職人が丁寧に仕上げている。
集中して作業に取り組める1~4人用個室、好きな場所を利用できるフリーデスクとカウンターデスクに加え、パーソナルチェアやソファがランダムに置かれた大きなラウンジスペース(共有スペース)も用意される。湘南・藤沢ならではのビーチサイドを散歩するようなリラックス感と、オフィスとしての機能を両立させた空間を提供する。