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沖縄初のホテル・民泊施設専用のチェックインカウンター「IKIDANE KEY COUNTER」オープン
2019.06.24 11:57
ホテル・民泊施設の企画デザインから運用・オペレーション業務をワンストップで提供するIKIDANE(東京都新宿区)が、6月に沖縄で初となるチェックインカウンター「IKIDANE KEY COUNTER」をオープンさせた。年内に100室の運用を目指す。沖縄における旅館業法では、チェックイン時には必ず「本人確認」、「宿泊名簿の記入」、「対面での鍵の受け渡し」の3種が義務付けられており、無人運営でも本人確認と宿泊名簿の記入が必須。民泊を運営する個人オーナーの時間的・物理的な負担が大きく、ゲスト側とのトラブルも少なくなかった。ゲスト側も不確定要素が大きい旅行中にオーナーと行わなければならない様々な調整や連携等で、限られた時間をロスするという問題を抱えていた。
そんな声に応えるべく、IKIDANEは沖縄初となるIKIDANE KEY COUNTERを那覇空港の玄関口である「旭橋」駅にオープン。オーナー・ゲスト双方にとって、快適でスマートな旅の始まりをサポートする。24時間3か国語対応が可能で、主要ターミナルに近い便利な立地。今後は荷物の一時預かりや観光案内サービスなど付加価値も高めていく。
主なサービス内容は、チェックイン・アウト時に必要となる手続きの一括代行。専任スタッフがパスポートのチェック、宿泊者の本人確認、宿泊者名簿の記入確認をはじめ、対面による鍵の受け渡しなどを行い安全に一括管理する。沖縄各地の観光名所やマリンレジャーの紹介、移動手段の提案やルート案内、現地ならではの情報も案内し、今後もサービス内容の充実を図っていくという。