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「渋谷東急REIホテル」改装に着手　10月13日にリニューアルオープン

2019.06.24 12:34

開業40周年を機に新ニーズ取り込む
　渋谷東急ＲＥＩホテル（東京都渋谷区）では、１０月１３日のリニューアルオープンを目指し、６月２０日より客室・レストラン部分の全面改装に着手した。
　開業４０周年の節目の時を迎えた今年、東京を拠点に開催される国際的イベントを見据え、今後ますます増加が見込まれるインバウンド需要や国内旅行客のニーズを取り入れた内容とする。
　同ホテルは１９７９年１月に「渋谷東急イン」として開業、２０１５年に東急ホテルズのブランド再編により「渋谷東急ＲＥＩホテル」への名称変更を経て今年開業４０周年を迎えた。
　今回の改装では渋谷における大規模再開発、国際的なスポーツイベントの開催を背景に、ＭＩＣＥ誘致の活性化、インバウンド需要や国内の観光ビジネスの増加を見込み、それらの受け入れ体制を整えるべく空間価値の向上を図る。　
　客室（２２４室）は、インバウンドや国内レジャーゲストビジネスの活動拠点として、アクティブに動く宿泊客が過ごしやすい設計に。シングルルーム８８室をダブルルームに変更し、「プロジェクター付き照明」の導入や折りたたみ可能な家具を配置することで、室内全体の空間を活用し、大きなスーツケースでも広げやすく収納しやすい設えにする。
　レストラン（１店舗）は、開放的で入りやすいエントランスをはじめ、シーンに合わせて利用できる多彩なゾーンを設定。プライベートな食事会からビジネスでの会合まで、様々なニーズに応えるフレキシブルな空間設計を施す。改装を機にメニューも一新し、特にドリンクメニューの充実を図るなど、年齢を問わず楽しめる食事と飲物のラインナップを取り揃える。
　観光、仕事、ショッピングで訪れたゲストが何度でも立ち寄りたくなるような「日常のくつろぎと小さな感動」を目指し、より快適な空間を形成していく。