不動産トピックス

第21回不動産ソリューションフェア見どころ・【セミナー】不動産テックパネルディスカッション

2019.07.22 16:05

「不動産テック協会理事達が語る『不動産テックは令和の不動産ビジネスをどのように変えるのか?』」
9月19日(木)14時~14時50分 B会場

元号が代わった2019年。不動産ビジネスもまた「新時代」の到来を告げようとしている。
 不動産テック協会(東京都港区)が不動産ソリューションフェア、9月19日(木)14時00分~15時30分、B会場で行うパネルディスカッションはその方向性を捉えるヒントとなりそうだ。タイトルは「不動産テック協会理事達が語る『不動産テックは令和の不動産ビジネスをどのように変えるのか?』」。不動産テック協会代表理事でリマールエステート(東京都中央区)代表取締役社長の赤木正幸氏、理事のZUU(東京都目黒区)取締役の一村明博氏、ライナフ(東京都千代田区)代表取締役の滝沢潔氏、リーウェイズ代表取締役の巻口成憲氏の4氏が登壇する。
 日本の不動産テックは現在どのような立ち位置にあるのか。赤木氏は「1995年~2000年代前半までのエクセルやインターネット活用の『不動産テック1.0』から、クラウドファンディングやシェアリング、IoTやVRなどの『不動産テック2.0』 へと深化してきました」と振り返る。そのうえで今の立ち位置は「AIやブロックチェーンがビジネスの現場で実働していく『3.0』への移行期間」だという。今回のセミナーではそのなかでの不動産テックの最新動向について、8月中に発表を予定している最新版「不動産テックカオスマップ」を活用しながら解説していく。
 注目したいのは登壇する4氏の経歴。赤木、滝沢、巻口の3氏は不動産業界出身。一村氏は金融業界出身者だ。「IT業界出身ではなく不動産や近接業界である金融を経験しています。実務に即した形で議論していきたい」という。  4氏ともにそれぞれのビジネスを展開する立場。それだけに、今後の不動産テックを方向付けるような新サービスの発表もあるかもしれない。




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