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横浜南部市場跡地に食のランドマーク「ブランチ横浜南部市場」9月オープン
2019.08.13 18:32
大和ハウスグループの大和リース(大阪市中央区)は、横浜市金沢区の「南部市場」駅前に、複合商業施設「ブランチ横浜南部市場」を9月20日にオープンする。ブランチは同社が全国に展開する複合商業施設ブランド。「つどう、つながる、ひろがる」をコンセプトに、新しい業態の施設として展開している。
「ブランチ横浜南部市場」は、2015年3月31日をもって廃止された南部市場(中央卸売市場)を再開発したものだ。横浜市は再開発にあたり、加工・配送、流通の場として活用する物流エリア(約12万2000㎡)と、公募事業者の提案により整備する賑わいエリア(約4万7000㎡)に分けて事業化を計画。賑わいエリアでは、40年以上にわたって生鮮食料品を供給してきた同市場の特性を活かした事業提案を公募型プロポーザル方式により募集し、大和リースが事業者に選定された。
「ブランチ横浜南部市場」では、市場であった特性を生かし「食のライブマーケット~地域と人が食でつながる交流拠点~」がコンセプト。「発見<いつも新鮮な発見がある店舗群>」、「体験 <五感で食を体験できるコンテンツ>」、「発信 <地域の食と食文化の発信>」の3つのテーマを掲げ、地域住民や観光客など多くの人々に向けて「食」のにぎわいを創出する。
3万4719㎡の敷地に鉄骨造2階建て、延床面積2万744㎡の建物を新築。敷地内には、芝生敷きの海辺広場などの緑豊かな空間や、調理設備を整えた交流スペースも整備。国内外の来訪者に対して食材を積極的に使用したイベントも企画し、食文化の発信や食を介したコミュニティの醸成につなげていく。地域住民は日々の食卓が豊かになり、観光客は特色ある食材に出会える場所となり、「食」中心に交流が広がる拠点となることを目指す。