週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

大成有楽不動産 学生寮開発事業に参入

2019.09.24 17:08

 大成有楽不動産(東京都中央区)は18日、新規事業として学生寮開発事業に参入。第一弾として、神奈川県川崎市において「カレッジコート宮崎台」に着工した。
 同社はマンション分譲をはじめ、ホテル開発事業、賃貸マンション・ビル開発など多角的な事業展開に注力する。今回、新たに取り組む学生寮開発事業は多角的な事業展開の一環。「カレッジコート宮崎台」は大成有楽不動産が開発・保有し、運営実績の豊富な毎日コムネット(東京都千代田区)が運営業務を行う。
 同物件は多くの大学へのアクセスが良い東急田園都市線「宮崎台」駅から徒歩5分。駅前から続く並木道がある自然豊かな住宅街に位置し、コンビニエンスストアに隣接するなど、住環境と利便性を両立する好立地にある。地上6階建てのRC造で、延床面積は約3500㎡。管理人住戸を1戸含む159戸を供給予定で、21年3月に竣工する。また「住み込み管理人が常駐」、「共用部の食堂で朝夕2食を提供」など、入居する学生はもちろん、保護者にも安心できる生活環境を提供することで、学生生活をサポートする。
 物件のデザインコンセプトは「ナチュラル・アーバンデザイン」。建物全体が、駅から続く並木道に溶け込むナチュラルテイストでありながら、アプローチには高級感あるボータータイルを用いる。都会的なファサードデザインが特長だ。また保護者と学生、双方の目線を両立するために、「温かみがあるナチュラルテイスト」と「都会的なアーバンテイスト」を融合したデザインとする。




週刊不動産経営編集部  YouTube