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「東急プラザ渋谷」オープンは12月5日 大人をターゲットにした69店舗

2019.09.16 11:58

 東急不動産(東京都渋谷区)は、新生「東急プラザ渋谷」が12月5日にオープンすると発表した。
 「東急プラザ渋谷」は、「渋谷」駅前で開発中の複合施設「渋谷フクラス」の商業ゾーンとして誕生する。1965年に開業した旧東急プラザ渋谷の名称を継ぎ、「若者の街」のイメージが強い渋谷であえて「大人」をターゲットとしたライフスタイル提案を行っていくという。
 売り場の核には「食」、「健康」、「美」、「趣味」、「ライフプラン」など成熟した大人の感心が高いワードを選んで店舗を構成。本物を知る大人が納得できる69店舗を集める。17階には渋谷の街を一望できるルーフトップガーデン「SHIBU NIWA」を設置。日本初の総合エンターテインメントレストランの出店など、「トータルエンターテインメントを提供する大人の社交場を演出する」という。
 「シブヤラウンジ」をテーマとした5階はロボットが出迎えるカフェを中心に、大人のニーズにマッチした「ライフプランのお悩み解決」を実現するプロフェッショナルが揃う、これまでにないスタイルのサービスフロアとする。
 2~4階には、渋谷エリア初出店の老舗ブランドから大人をターゲットとした新業態店舗など、心と身体の美と健康にこだわる大人達を満足させる品揃えを目指す。  「東急プラザ渋谷」が入居する「渋谷フクラス」は敷地面積3336㎡、延べ床面積5万8970㎡、地上18階地下4階で、バスターミナルやオフィスフロアも設けられる。
 東急不動産では、「いつの間にか渋谷から足が遠のいてしまった方々にも再び渋谷へ足を運んでいただきたい」とし、渋谷の多様さがにより厚みを増すべく進化させていくという。「都会派の感度が成熟した大人」に向けた69店舗をオープンさせることで、さらなる渋谷の街の多様化に貢献し、エリア全体の発展に寄与することを目指すとしている。




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