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三菱地所 弁当容器で手軽に環境負荷軽減に貢献

2016.05.30 12:24

「丸の内エコ弁プロジェクト」本格運用開始
 三菱地所(東京都千代田区)は昨年10月1日から11月30日の実証実験を経て、今月30日より丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)の飲食店舗で販売される弁当にリサイクル容器を使用し、回収・リサイクルを行う「丸の内エコ弁プロジェクト」の本格運用を開始した。同社によると、デベロッパーとして複数の店舗と連携し、地域一体で弁当容器のリサイクル活動を推進する取り組みは日本で初という。
 「丸ビル」、「岸本ビル」、「三菱ビル」の3棟16店舗が参加した実証実験では容器回収率が20・8%、約665kgのCO2削減(杉の木48本が1年間に吸収する量に相当)につながり、一定の環境負荷軽減効果が得られた。また、就業者からも手軽に社会貢献できる等の理由により好評さを得て、本格運用した場合の参加希望者は95%に達した。この結果を踏まえ、エリアや店舗数を拡大し、12棟27店舗で本格運用を開始。今後は引き続き丸の内エリア内で参加店舗を募ると共に、回収場所も広げることでより環境負荷軽減効果を高める方針だ。なお同プロジェクトは環境省「平成28年度容器包装における環境負荷低減効果等モデル実証事業の実施等業務」の協力を得て実施している。




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