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サンシャインシティ 新展望台「スカイサーカス」21日開業

2016.04.25 11:32

「見るだけ」から「体感する」施設へ生まれ変わる
 東京都豊島区のシンボルタワーともいえるサンシャインシティの「サンシャイン60ビル」。昨年5月から行われた全館リニューアル工事で休館中であった「サンシャイン60展望台」が、眺望や高さを様々な形で体感して楽しめる新展望台「SKY CIRCUS(スカイサーカス) サンシャイン60展望台」として21日にオープンした。
 同展望台はJR「池袋」駅から徒歩7分に立地する「サンシャイン60ビル」の展望台スペースにあり、「スカイサーカス」をコンセプトに「見るだけの展望台」から「体感する展望台」へ進化。眺望とテクノロジーを多様な技術の融合で表現する。
 スカイサーカス最大の特長は、最新の体感型コンテンツを提供していること。バーチャルリアリティ(仮想現実)コンテンツの開発者集団「ハシラス」による、VRテクノロジーと最新の4Dが体験でき、そこに「サンシャイン60」だからこそ提供できる眺望を組み合わせた。また、臨場感溢れる360度のパノラマも導入しているため、体感することができる。
 更に同展望台は「天空251」という高さ251mからの眺望を堪能できるエリアや「カレイドスケープ」という光と鏡の世界を表現したスペース、「SKY ブリッジ」という最新テクノロジーを利用した体験ブース等、7つのエリアから構成されている。1つのエリアを楽しむだけでも、時間が足りないほどだ。
 また「Cafe Quu Quu Quu」というカフェスペースも設置され、スカイサーカスにちなんだオリジナルメニューを豊富に取り揃えている。スカイサーカスを堪能した後に、利用者が休憩できる環境を整えた内容だ。
 昭和53年(1978年)のオープン以来、池袋周辺の地域発展に努めてきたサンシャインシティ。今後もサンシャインシティの活動に注目していきたい。




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