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新日鉄興和不動産 「赤坂インターシティAIR」上棟
2016.11.28 12:08
ビジネス特化型専門施設と主要飲食店の入居発表
新日鉄興和不動産(東京都港区)は21日、事業協力者及び参加組合員として参画している「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」(施設名称「赤坂インターシティAIR」)が上棟したと発表した。
建物規模は地上38階地下3階塔屋1階、延床面積17万8328・01㎡、最高高さ205・08mを誇り、来年8月末に竣工。同年9月に開業を予定しており、欧米の会議施設のエッセンスを取り入れたビジネス特化型の専門施設「赤坂インターシティコンファレンス」が同年10月に開業。また、主要飲食店舗として約1000㎡のアメリカンスタイルのダイニングレストラン「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」の入居が決定した。
「赤坂インターシティコンファレンス」には国際会議やシンポジウムから商談まで、大小様々なビジネスイベントに対応できる12のコンファレンスルームを設置し、主要な会議室には複数の言語に対応する同時通訳ブースを備えている。300名収容可能な大ホールを中心に、中小会議室などを繋ぐラウンジやホワイエ等の共用空間を合わせて一体利用が可能。また国内外のVIPを安心して迎えられるエグゼクティブ用会議室や、専用ロビー付きの扇型の階段状の会議室など、特徴的な会議空間も提供する。
一方、主要飲食店舗として入居が決定した「ロウリーズ・ザ・プライムリブ赤坂店」は、1938年にアメリカ・ロサンゼルスで誕生した高級プライムリブ専門店。2001年に日本店舗の第1号店として赤坂にオープンしたが、出店施設の建て替えにより閉店。今回の出店で日本創業の地である赤坂に復活を果たすことになる。