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個人投資家集めた学習塾経営システム開発 5年契約で一口100万円 満了時には全額返還

1997.01.21 14:06

 学習塾の四谷アカデミー(東京都千代田区・馬場正彦社長)ではこの程、各教室に対して投資家を集め、教室を運営する「エンジェルクラブ」というシステムを開始した。
 これは、同社が運営する約70教室に対し、投資家が一口100万円を投資する事で、業績に応じた利益配分を受け取るもの。
 同社では2000年に株式公開を目指しており、これにより、首都圏での教室数を拡大、売上増を確保するのが狙い。
 契約期間は5年間で、満了時にはその初期投資費用は全額返済される仕組みだ。また、利益配分については毎年の教室の利益から一定比率を算出し、投資した教室の規模に応じて年額8万円を基準に決定していくという。




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