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メンテックカンザイ 静岡駅前大型新築ビルのメンテ受注 アウトソーシング代行にも実績
1997.03.21 14:45
メンテックカンザイ(静岡県静岡市)は、3月末に静岡駅南口に竣工される「サウスポット」のビルメンテナンスを受注した。同ビルは第一生命が所有するもので、延べ床面積7万2000平米、ワンフロアは1300平米の25階建て。
同社は、昭和42年から静岡に於てビル総合管理を行っている老舗業者。地域密着型の展開で、清掃部門を受託している静岡県富士総合庁舎や静岡南警察署、掛川市役所などの官公庁の他、静岡県で最大のビル「浜松アクストタワー」や静岡住友ビルなど、民間のビルにも実績は数多い。
また病院への電話交換手の派遣や一般企業での総務、経理代行も請け負っている。「昨今は総務代行などの仕事が増えています」と大滝社長は話す。
同社はまた、防滑工事も展開しており、別会社「ハイパーテック」を組織し、タイルや煉瓦、ホーローを含む石材用の防滑液剤「ノンスリップマスター」をアメリカから輸入、総代理店として販売している。山手線各駅や幸楽苑などへの実績を挙げている。
現在、市内の自社ビルに本社機能を置いているが、4月26日にサウスポットに移転する予定。