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竹中工務店 構造解析の新システムで作業時間が従来の20%に
1997.08.21 16:35
竹中工務店(竹中統一社長)では、建物の建設途中に生ずる構造体の応力、変位の予測解析から、計測管理までを一貫した、効率システムを開発、改装工事等に効果を上げている。今回開発されたシステムは、従来の大型コンピュータ(解析ソフト・NASTRAN)を使用し、パソコン加工すると言う、検討に時間がかかりマイナス課題を改め、全ての処理をパソコンで行えるようにしたもの。これにより、奇跡作業時間が、従来の5分の1程度に低減。リアルタイムで計測管理が行え、管理作業時間も、従来の50%に削減出来る。また計測店も管理が容易となり、パソコンシステムの為、解析作業が現場で行える。現在、神奈川県川崎市の川崎病院にて、改築工事に同システムを適用、省力効果を発揮している。