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富士通ゼネラル 電磁波測定代行の新会社設立 社外需要に対応し、コンサルも
1997.08.21 16:40
富士通ゼネラル(神奈川県川崎市)は、電気製品やコンピューターから発生する電磁波の測定などを請け負う新会社、富士通ゼネラルイーエムシー研究所を8月1日に設立した。
電磁波環境に対する規制が高まっていることから、電磁波障害の測定室を川崎工場内に構築し、測定のほか、測定施設の賃貸、コンサルティング業務を請け負う。8月1日に測定室を着工し、来年5月には営業を開始する予定だ。大型設備の導入を契機に別会社化して、社外からの需要にも対応する。
電子機器の電磁波を10メートル離れたところから測定可能な電磁波暗室を設置する。投資総額は8億5000万円。
社長には、富士通ゼネラルの渡部毅取締役が就任し、従業員は6名からスタートする。資本金は1億円。