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物産不動産 来年竣工予定のMD神田ビル テナント誘致に向け営業強化

1997.08.21 16:41

 物産不動産(東京都港区)では、来年2月完成予定のMD神田ビル(仮称)のテナント営業を強化している。同ビルは、千代田区神田美土町に建築が進められている事務所ビルで、物産不動産の子会社、エムビーケーディベロップメントが貸主、物産不動産が貸主代行を行うもの。
 MD神田ビルは、地上10階建て、ワンフロア面積は基準階で約250坪。3階から10階までの8フロアが、賃貸スペースとして貸し出される。因みに1・2階には金融機関のテナントが既に決まっている。
 同ビルには、JR「神田駅」、都営新宿線「小川町駅」、さらに営団地下鉄「淡路町」、「新御茶の水」、「神田」と各交通アクセスが臨める好立地に建ち、またシンプルなガラスカーテンウォールで外観デザインをまとめているのが特徴だ。さらに1フロア当たり80の電話回線が使用可能と、オフィスの通信機器の拡充に対応する。同社では、平成10年オープン時満室に向け、テナント誘致を積極化させている。




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