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賃貸ネットサービス 飲食店の廃油除去サービス開始 コスト2万円は従来方法の3分の1
1997.09.21 12:50
賃貸ネットサービス（東京都新宿区）は、飲食店が入居するビルの排水から油分を除去するサービスを10月から始める。
同サービスは、同社のFC店が飲食店に代わって行う。排水に含まれる油分を一時的に溜めておくために、飲食店に設置が義務づけられている廃油除去槽（グリストラップ）に溜まった廃油を、専用洗浄剤「エコノイルGS」を投入して分離する方法。同時にフィルターも洗浄するが、月1回の洗浄コストは2万円と、従来の
バクテリアを使用する方法に比べて、約3分の1だ。洗浄時間は15分ほどで完了する。
洗浄剤は、植物抽出液などから生成したもので、従来方法の熱や強アルカリ性洗剤に弱いというデメリットがない。
廃油はビルの配管詰まりの原因となるため、同社では、ビル管理サービス商品としてオーナーに販売する予定だ。
