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岡村製作所 トイレのブース扉を引き戸式にして広い開口部を実現

1997.10.01 12:14

 岡村製作所(横浜市)は、新開発の「アークスライド方式」を採用したトイレブース「WAVELET(ウェイブレット)」を10月1日新発売する。
 アークスライド方式は、開口部が引き戸式を基にしているため、従来の開き戸のように、扉を開閉する際に身体を避けるためのスペースが不必要で、広い開口部(有効開口604ミリ)が確保できる。常開機構を内蔵しているため、非使用時にはドアが自動的に開く。
 扉の開閉スペースを考慮する必要が無いため、ブースの奥行き寸法が従来の1350ミリと比べ、1200ミリと小さく、床上配管に切替えることが可能なため、リニューアル対応に優れている。
 価格は1ブースあたり26万円。カラーは単色、木目、抽象柄など多種を揃えている。標準仕様の場合、パネル厚38ミリ、ブース高2000ミリ、ブース巾900ミリ以上、ブース奥行き1200ミリ以上だ。受注製品のため、納期は発注後45日となっている。初年度販売目標は、500セットだ。




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