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エスパー ビル管理向けソフトの販売に着手 変動費等の出力機能を従来以上に強化

1997.10.01 12:25

 不動産業務ソフト専門メーカーのエスパー(東京都新宿区)では、来年1月よりビル管理向けソフト「テナント料管理システム」(仮称)の販売に踏み切る。
 内容としては、賃貸管理、請求、支払、メーター検針、入金ほか出力帳票の核業務能力を備えている。
 同社は元来、居住用賃貸管理ソフトを手掛けていたが、製品の展示会等でビルの管理企業やオーナーと接する機会が増え、ビル管理部門にも手を広げるようになった。
 ビル用の場合、賃料の請求書や光熱費等の変動費、物件収支報告書といった類の出力が必要となるため、こうした機能を従来以上に強化した。
 導入に当たってはプログラム価格150万円ほかシステムサポート料として80万円が必要。また、リース契約も行っており、その際は5年契約で月45000円程の設定になるという。




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