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<新製品紹介>コヒーレントテクノロジー 電解技術で機能水を生成 セントラル機でビル対応

1997.10.21 11:15

 コヒーレントテクノロジー(東京都荒川区)では、電解技術を活用した機能水生成器「レドックスウォーター生成器」の製造・販売を手掛けている。
 その仕組みは水を電気分解する事で、プラス極側で酸化水を、マイナス極側でアルカリ還元水を生成、それぞれの目的に応じて使い分けるようにしたもの。
 酸化水には殺菌効果があるため厨房やトイレ等に、アルカリ還元水は洗濯水や飲料水としての使用に適している。
 「最大の特徴は通常の電解水に比較して塩素の発生量が100分の1と格段に少ないことです。そのためステンレスの腐食や不純物の発生を抑制することができ、特に洗浄業を営む方には最適といえます」(澄田修生社長)
 機器は小型と大型に2種類用意されており、小型はテスト販売も終わり今月から本格的な拡販に踏み切った。
 単価は50万円程度で導入実例としては、歯科医院や病院、食堂等がある。
 一方、大型は今月末からテスト販売を開始する。セントラル方式で各テナントに配管できることから、こちらは大型ビルへの導入に適している。
 大きさは幅・奥行き各50センチ、高さ70センチ。単価は200~250万円程。営業手法は直販も行うが主に代理店ルートを採用する方針だ。




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