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日立ビルシステム 新管制センターが稼働へ 総額30億でシステム一新 24時間の遠隔監視サービスが充実
1997.11.01 17:36
日立ビルシステム(本社東京都千代田区・深山俊彦社長)では、よりユーザーニーズに応え、更に高品質のサービスを提供する為に、管制センターシステムを一新。新たに、東日本地区を管轄する新管制センターが稼働を開始する。
11月5月からスタートする、東京都足立区亀有の新管制センターでは、総額30億円を投資して、ビル機器の24時間遠隔監視サービスの新拠点として、充実のサービスが展開される予定だ。
同社が、こうした新管制センターシステムを構築したのは、年間2万台のペースで増加している、ビル機器に対応する為。日立ビルシステムでは現在、昇降機で14万台、ビル設備機器は17万台の管理サービスを行っており、遠隔監視サービスは、業界一の規模を誇る。
また、今回の管制センターシステムでは、東京都大阪のサーバー16台と、全国サービス拠点のクライアント12万台をネットワークで接続。新規の管制システムを整え、全国を網羅する大規模ネットワークが完成した。これにより、全国310ヶ所のサービス拠点への、迅速かつきめの細かいサービスが実現する。