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JTが茨木市の工場跡地を再開発 キーテナントにはマイカルグループ 約8万平米の複合施設を建設
1998.01.01 16:50
JT(本社・東京都)では、大阪府茨木市のJT茨城工場跡地を再開発すると発表した。計画では、約6万3千平米に、総事業面積約8万平米の国内最大級の複合商業施設を建設するもの。
日本たばこ産業(JT)では、以前より大阪府茨木市に所有する、JT茨城工場跡地の開発を検討したいが、この度下記発計画の概要が固まり、発表した。
計画では、同社工場跡地に、総事業面積約8万平米となる、国内最大級の複合施設を建設。マイカルグループに建物を一括貸しするものだ。
建設予定地は、大阪など阪神地区のベッドタウンとして開発が進行する、JR茨木駅近くの約6万3000平米の敷地。
マイカル(旧ニチイ)は、中心事業である「サティ」と「ビブレ」」、さらに、複合映画館の出店として、ワーナーマイカル、ボウリング場のマイカルクリエイト、フィットネスクラブのピープルと提携して、アミューズメント施設、フィットネスクラブ等の娯楽や健康施設を組み合わせた店舗を出店させる見通し。
現在のところは、JT側の大規模店舗小売法の三条(建物設置者の届け出)の早期申請により、99年度中の着工を目指している。
一方、マイカル側は、昨年10月にオープンした、「マイカル明石」(兵庫県明石市)と同規模となる、最大級の商業・複合施設になる予定だ。
今回、JT施設のテナントとして、マイカル出店が決まったのは、同社が規制緩和により、大型店の出店を促進している為だ。また、JTでは、経営の多角化の一環として、遊休不動産の有効活用を図っており、この度の、マイカルの大型商業施設出展では、両社の思惑が一致したようだ。
計画では、店舗等が地上5階建て、延床面積約10万5000平米。別棟は地上5階建て、延床面積1万平米となる。
また併設される立体駐車場は、同じく地上5階建て、延床面積約5万5000平米だ。