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シンドラーエレベータ 都営地下鉄向けエスカレーターを受注 丸紅と共同で120台納入内定へ

1998.02.21 16:03

 シンドラー社の日本法人・シンドラーエレベータ(マルコ・A・クリベリ社長)では、東京都地下鉄建設から、同社が建設中の都営地下鉄12号線環状部向けで、エスカレーター120台を、丸紅と共同受注したと発表した。
 今回受注したエスカレーターは、昨年1月にヨーロッパで発表された最新鋭機種を国内用に対応させたもので、全ての製品はオーストリア・ウィーン工場で輸入される予定。シンドラー社エスカレーターの今タイプは、安全面や省エネ対策に関して十分な配慮がされているのが特徴。例えば、非常停止する際には、乗客の転倒を避ける為に、走行報告に応じて適切な大きさのブレーキトルクが発生出来るように設計されている。また、駆動モーターが自動的にエコモードに切り替えられ、消費電力量も最大30%節減する機能も採用した。




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