週刊ビル経営・今週の注目記事
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ニュース・スクランブル
1998.03.01 12:02
■新たな土地活用法で無料セミナー SPCや定期借家権テーマに
今話題のSPC(不動産流動化のための特別目的会社)法案や、定期借家権など新たな土地活用形態をテーマにしたセミナーが4月21日(火)、東京・平河町の砂防会館別館で開かれる。主催はタクトコンサルティング(代表・本郷尚弁護士)。
取り上げるテーマは、SPC法案や定期借家権導入によるニュービジネスをはじめ、容積率売買活用法、優良借地権住宅の底地評価についてなど。不動産の証券化や投資商品、アメリカの定期借家権の実態についても開設される。プログラムは本郷尚税理士による講演「土地活用に理念を」や、弁護士の江口正夫氏を交えてのパネルディスカッション「不動産投資市場の形式に向かって」など。
参加費は無料。
■CRES主催の講演会開催「日本経済の現状と中長期展望」
不動産シンジケーション協議会(CRES、東京都港区)主催の講演会「日本経済の現状と中長期展望」が、4月7日(火)、中央大学駿河台記念館(東京都千代田区)で開催される。講師は野村総合研究所主任エコノミストの植草一秀氏。98年度の株価、為替、金利と景気の予測や、中長期的な日本経済の改革と展望について解説する。
■パソコンによるビルメン情報網 日本エネルギー総合管理技術協会
(社)日本エネルギー総合管理技術協会(東京都港区、西村日出穂理事長)では、パソコンによるビルメンテナンス会社間の情報通信網(ESN)を展開している。これは協会会員の中から参加者を募り(現在約20社)、各社が日常の業務で経験したビルのトラブル情報を入力し、互いに検索、参照しあう中で、ノウハウ蓄積を図っていこうという試み。ネットワークにはパソコン通信のニフティサーブを利用している。6年前にスタートし、昨年から新システムに衣替えした。現在のサンプル件数は約1300件。協会では当面3000件のストックを目標に掲げている。