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三井デザインテック 組織力、ノウハウ活かしビルリニューアル強化 施工後のテナント募集、サブリースも
1998.03.01 11:25
三井デザインテック(東京都新宿区)では、アーバン事業部を中心に、既存ビルのリニューアル事業へも取り組みを強めている。
同社では今年からアーバン事業部内に、商業施設課から分離独立する形で、法人営業課を発足。従来から同じ三井グループの三井不動産が所有・運営するビルなどで築いてきたノウハウをもとに、三井系以外のビルリニューアルおよび入居テナント工事の受注に力を入れている。
「ビルの総合クリニックとして、経年劣化はもちろん、床下配線や電気容量アップ、空調のゾーン化などのインテリジェント対応や内装のグレードアップなど、あらゆるニーズに対応できる体制をとっています」(小竹克昌法人営業課長)。
実際に同社の施工実績を見ても、内外装のトータル改修から、トイレ・エントランスなどの共用部、照明、天井等のグレードアップなど、その範囲は多岐に渡り、オフィスビルから賃貸マンションへの用途変更までも手掛けている。
グル-プ力を活かし、リニューアル後のテナント斡旋、特にサブリースにも対応できる点も強みで今後の動向が注目される。