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三鬼商事大阪支店 98年度大阪オフィスビル市場のレポート発表
1998.04.01 17:37
三鬼商事大阪支店が今年度版「オフィスレポ-ト大阪98」を完成させた。
これによれば昨年の近畿圏は景気の足踏み状況が続き、ビル市況にも悪影響を及ぼした結果、平均空室率は5%台の後半となった。今年の新規供給については前年比で激減で延床面積は約1万9千坪と予測している。新築ビルの需要は旺盛で募集は順調に推移すると見通しているが、99年以降に大型ビルの竣工が増え、今秋からの募集に若干影響が出るとみている。
地域別でみると、梅田地区は昨年大型ビル5棟が誕生したのが、大阪地区の中で唯一空室率が5%を割った。99年には「堂島アバンザ」が竣工するのに次いで西梅田で大型ビル3棟が完成する。