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東急不動産 好調の「ステイ事業強化」 首都圏10店舗体制確立へ
1998.04.21 17:03
東急不動産(東京都渋谷区・安藝哲郎社長)と関連会社で貸家宅管理、賃貸管理等を主要事業とする東急リロケーション(高洲衛社長)では、好調事業である長期滞在可能なアパートメントホテル「東急ステイ」の、積極的な事業展開を進めている。東急リロケーションでは、転勤者や出張者を主要な顧客として、これまでに無い長期滞在型の宿泊施設「東急ステイ」を、都内中心に蒲田、目黒・祐天寺、門前仲町、そして新橋と4店舗を稼働させているが、早期に10店舗体制を確立すべく、東急不動産では、店舗開発などを含めた参画をし、よりバックアップするもの。これまでに今年2月にオープンした東急ステイ新橋を除き、東急ステイ蒲田、東急ステイ目黒・祐天寺、東急ステイ門前仲町の3店舗では、常時80%前後の高稼働率を維持している。こうした高稼働を踏まえて、東急不動産では、ステイ事業の積極的な展開を図るべく、様々な観点からフォローし、首都圏のリーディングブランド確立を目指すと言う。