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日鐵建材工業 安全面を重視 耐震設計のスチール製OAフロア リサイクル対応も考慮

1998.04.21 17:04

 日鐵建材工業(東京都江東区)ではオフィスのOA化に対応したOAフロア「日鐵EEフロア」の製造・販売を手掛けている。
 専門分野のスチールを素材にOAフロアの耐震設計、安全テストを行っている。パーティション固定に必要なビスのねじ穴を直接開けることができるのが特徴。「OAフロアに対して安全面を重視しています。スチールはその素材の強さの反面、その重量がビルにかかる耐荷重量増加につながるため使用しずらい面がありましたが、当社ではパネルの厚さを20ミリにおさえて軽量化を図っています」(笹田正毅フリーアクセスフロア営業部長)。
 パネルの大きさは500×500ミリで、床高は40ミリから100ミリまでの中で調節が可能。価格は耐荷重300kgのタイプが平米18,000円。耐荷重500kgのタイプが同26,000円となっている。
 「スチールは工場でスクラップして再利用が可能です。この点もOAフロアにスチール素材を用いている大きな要素です」という。




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