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1998.05.01 15:51

■「不動産ビッグバン」テーマにセミナー ビル賃貸借への影響を具体的に分析
 「不動産ビッグバンの擬態的分析に基づくビル賃貸借契約への深刻な影響と実務対策」と題したセミナーが5月25日(月)午後1時より東京・渋谷区のアイビーホール青学会館グローリー館にて開かれる。主催は日本ビルヂング経営センター。
 講師は弁護士の木島昇一郎氏(木島・堀法律事務所)。金融ビッグバンがビル事業にもたらす「不動産ビッグバン」について、その内容を具体的に分析し、ビル賃貸借契約の実務において問題となる点を具体的に掲げて検討する。特に今後、不動産証券化、規制緩和による都市再開発の促進により不動産資産の共有化、流動化が進んだ場合について、賃貸借契約上の問題点という視点から現行の都市再開発法等も視座において検討していく。
 主な講義項目は、「ビッグバンのビル事業及びビル賃貸借契約に与える影響」、「ビッグバンとビル賃貸借契約における賃貸借契約の関係並びに実務上の問題点」。
 講師を務める木島弁護士は、市街地再開発事業、区画整理業をはじめとする建築・不動産関係法務を主業務とし、「特殊担保保証の実務」(共著)などの著書も多い。
 参加費は1名につき2万5000円。

■INAXがシャワートイレで新製品 温風乾燥・脱臭付で「お手頃価格」実現
 INAX(水谷千加古社長)は、低価格の便器一体型シャワートイレ「アメージュC脱臭シャワートイレ」を6月21日から発売する。
 便器一体型で温風乾燥・脱臭付き15万9000円という価格は、同グレードの便器とシート型シャワートイレをセットした場合と同等以上の価値を持ち、かつほぼ同価格と「お手頃価格」が最大の特徴だ。夜間に暖房便座と温水タンクの温度を下げて節電し、冬場では最大30%の節電効果を発揮することに加えて、大小切り替えハンドル付で1年間の水使用量が10%節約できるなど、省エネ性能も大幅に向上している。また、洗浄力についても「即洗力」と称して、ノズルが広範囲に動く「ワイド洗浄」など、性能を充実させている。
 同社では年間1万2000台を販売目標に据えている。




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