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森井電業 空気旋回方式で集塵効率アップ
1998.05.21 15:15
森井電業(東京都・品川区)では、分煙対策としての空気清浄機「バイオゾーム」の製造・販売を手懸けている。
集塵効率を高めるために特許空気旋回静電方式を併用しているのが特徴。脱臭方式には活性炭の50~60倍の吸着能力を持つといわれるゼオライトを使用している。
「空気旋回静電方式はファンで吸い込んだ空気に集塵部で乱気流を起こさせ、空気の滞留時間を長くして効率よく集塵するというものです。少ない電力ですむので経済的です」(舘山曙利副部長)
設置タイプは主に壁掛型と天井埋込型があり、価格は壁掛けタイプが19万8000円から、天井埋込型は36万円からとなっている。
昨年度は約5000台を販売しており、JR東日本常磐線や中野坂上の26階建てビル、ハーモニースクエアへの導入実績を持つ。