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1998.06.21 14:58
■東急不動産が環境共生住宅を開発 千葉・大網白里の「季美の森」に導入
東急不動産はこのたび環境共生住宅を開発し、同社の郊外型住宅団地である千葉県大網白里町の「季美の森」に導入、6月初旬より販売を開始した。環境共生住宅は、地球環境の保全、周辺環境との親和性、居住環境の健康・快適性の3つを目標としたもの。同社が平成6年より供給を行っている「季美の森」は全体の65%がゴルフ場などのオープンスペースである複合開発で、光や風といった自然の恵みを享受しやすい慣行であることから導入先として選ばれた。
今回の環境共生住宅は、自然と光のコントロールがテーマ。機械力に頼らず、建築の設計によって自然の力を利用して室内環境を改善する手法を導入。エアコンのなかった時代の「夏涼しく冬温かい」家づくりの知恵を再認識し、エアコンに頼らない自然派健康住宅を目指している。
■大光電機が最新総合カタログ発刊 小店舗向けなど照明3600点掲載
照明専門メーカーの大光電機(本社・大阪市東成区、前芝辰二社長)は、小店舗および住宅を対象にした照明設備の総合カタログ「1998~1999ライティングライフ」を発刊した。
同社製品の中から約3600点を選び、スタイル別に分類・掲載している。体裁はA4変形で585ページ。特に今回は有機物質を酸化分解する酸化チタン光触媒コートを応用した商品「エアクリーン」シリーズを充実している。
同社のショールーム「ライティング・コア」は現在、東京・札幌・大阪・神戸の4カ所にある。
■OZONEが4周年迎え新事業展開 友の会発足や新ショールーム開設
新宿パークタワー内にあるリビングセンターOZONEでは新規事業として、センター友の会となる「リビングデザインクラブ」を発足させる。会員にはOZONEが発行する新雑誌「リビングデザイン」の送付やインテリア商品の特別販売など様々な特典を用意している。
また「現在の日本の暮らし」をコンセプトとした新ショールーム「にっぽんフォルム」も同時にオープンさせる。
OZONEは94年にオープン。この7月9日で4周年を迎え、これまでの総合情報センター機能に加えて、人的ネットワーク形式や具体的な提案型施設の運営をスタートさせる。