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INAX リサイクル型外壁タイル 工期短縮にも効果発揮
1998.08.01 14:35
INAX(水谷千加古社長、本社・愛知県常滑市)では、外装壁タイル「ジオクラシコ」を発売した。この商品は、下水汚泥焼却灰を入れたリサイクル商品。また住宅専用品として「はるかべくんVシリーズ ジオクラシコ」も同時に発売した。色は6色。価格は8,800円/㎡(工事費・消費税別)。2年後の販売目標は、「ジオクラシコ」「はるかべくんVシリーズ ジオクラシコ」合計で180,000㎡/年。
下水汚泥焼却灰を混入したリサイクル型タイルで、欧州レンガのような質感を再現。輸入住宅の外壁や外構、店舗の内外に適している。レンガと違い、撥水処理が不要で、耐凍害性がある。また、木造やRC造の住宅にも使用できるように、住宅専用品として「はるかべくんVシリーズ ジオクラシコ」も同時に発売する。
「はるかべくんVシリーズ」は、窯業系サイディング材を下地としてV工法専用接着剤で施工する、セメント系目地材不要の工法。モルタルを使用しないため、木造住宅の壁にも施工はできる。また、目地詰めの必要が無いため、より一層壁面に陰影をかもし出すと共に、工期も短縮できる。