週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ミナミサワ 取付業者不要の小便器用自動洗浄器 3年間で電池1個のランニングコスト

1998.11.01 17:13

 ミナミサワ(長野県長野市・南澤宏一代表取締役社長)は、1996年に発売した工事レスタイプの小便器用自動洗浄器「フラッシュマン96」の後継機種「フラッシュマンFM6」を開発、本年12月1日より発売する。
 同商品は、ねじ込み方式の取付がより確実・スピーディにできるように改良したほか、新たに凍結防止機能を加えた。また、感知窓をガラス製、外装はグロムメッキ仕上げになっており、全体的に強度・防水性が向上するという。
 同商品は、フラッシュバルブ内のピストンバルブを使用せず、本体に組み込まれた電磁弁をマイコン制御によって作動させ、自動洗浄を行うため、定期的にピストンバルブを交換する必要がなくなるという。
 また、同製品は、電池作動式となっており、電気工事の必要がない。電池には市販のカメラ用6Vリチウム電池(2CR5)を採用し、1日100回の通常使用で約3年間保つという。
 取付後のメンテナンスは取付・取り外しが簡単に行えることから、出張修理の必要はなく、ユーザー自らが商品を交換してトラブルを解消する方法を採っている。
 販売方法は、工事業者に直接販売する仕組みとなっている。台数は1台4万5000円から取り扱っており、注文日の翌日に発送する。また、取付業者を必要としないユーザー向けに通信販売方式もある。いずれも送料は同社負担。




週刊不動産経営編集部  YouTube