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ハセベ 電気代要らずの電子処理法 3カ月間無料貸出し期間付き

1998.12.01 15:29

 木造建築会社のハセベ(東京都荒川区・長谷部俊彦社長)では、配管の赤水対策に「スケールバスター」を新発売する。
 同商品は、電子処理法と呼ばれる方式を採用したもので、亜鉛と水野運動エネルギーの摩擦によって起こる静電気を利用して、赤錆の主成分酸化鉄をイオンの力で再び鉄に還元するという。
 同商品は、流体の速度によって効果が比例するため、テナントの入居が無いところには効果が及ばないマイナスポイントがあるが、同社では、2~3分ほど定期的に流せば効果が出ると話している。
 同社の営業方針は他の施工場の水質検査証と写真によって説明する。水質検査証は財団法人東京微鏡院が検査するため、公平なデータを提供できるという。
 他社との違いは商品申し込み後3カ月は貸し出し期間を設け、万一、効果がない場合は無料で返却できるシステムを採る点。
 この粘弾は、40口径用105万6000円(施工費3万円)で、50口径用は174万円(施工費6万円)。




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