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ダイキン工業　作業速度2倍の立体式駐車装置

1999.03.21 11:39

　ダイキン工業（大阪市・井上礼之社長）は電動式装置の2倍のスピードで作動する油圧式立体駐車装置「高速シリーズ」を開発、2月より発売を開始した。
　この高速シリーズは「ピット2段昇降式」「ピット3段昇降横行式」など計5種類。同社開発の高速コンパクト油圧技術の採用により作動速度を同社従来品の約2倍にする一方で定常騒音値を従来品同様45デシベルにおサルなど低騒音・低振動性がポイントになっている。
　また油圧駆動式の為降動作時は電力を使用せず、電力代も従来品の約半分で済むというメリットがある。
　標準価格はピット2段昇降式で285万円から。同社では従来のマンションのみならず、テナントビル、オフィス市場への販路拡大を目指し、5年後には自動車台数にして1万5000台分（約70億円）の供給を目指す。