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R&Cコスモス 高額競売開示物件共同入札システム
1999.04.01 16:46
会員制競売サービス会社のR&Cコスモスコーポレーション(東京都世田谷区・川津俊雄社長)では大型物件を複数の出資者により共同で入札する「フレンドリーコース」をスタートさせた。
同社のこのプランは自住用物件購入目的での入札が対象で個人による落札が困難であると判断された場合に、同社側で独自の分割案を作成し、それに基き各々分割された箇所について入札希望者を募るというもの。
入札者は保証金のうち、それぞれの区分割合に応じた按分負担金を同社に預託し、入札は同社の名義で行うという。
所有権についても按分に応じた区分所有となっており、所有者の協議によって一部を賃貸することも可能。その際の客付や広告宣伝、管理等も同社側で請け負うとのこと。