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不二サッシと荏原 ダイオキシンの分解装置を販売
1999.05.01 12:11
不二サッシ(神奈川県川崎市)と荏原製作所(東京都大田区)は業務委託契約を行い、ダイオキシン類の低温加熱分解装置の製造、販売を行うことを発表した。
これはドイツ・バブコック・アラーゲン社と荏原製作所間のライセンス契約に基づき、不二サッシが生産、荏原製作所にOEM供給を行う一方で、不二サッシ独自にも販売を行うもの。
今回の装置はハーゲンマイヤ式と呼ばれるダイオキシン分解処理装置で、95%以上というダイオキシン分解効率の高さや、メンテナンスの容易性などに優れているのが特徴だ。
尚、不二サッシは昭和50年より下水汚泥の固化処理プラントや、ゴミの焼却炉より発生する飛灰を固化させる装置の製造・販売を行っており、灰処理の分野においては高い技術がある。