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東芝エレベータ エレベーター専用クーラーを開発 導入コスト従来の半額

1999.05.21 11:48

 東芝エレベータ(東京都品川区)が、従来品の約半額のコストで導入できる新型のエレベーター専用クーラーを開発した。
 このクーラーは空調時に発生する排水を蒸発させて処理する新システムを採用しており、これまでの空調機に比べ排水設備工事が不要になる為、一基あたりの導入コストは約半分になるという。
 この新型クーラーは15人乗りまでの比較的小規模なエレベーター向けで、新規の取付けに限らず既存クーラーとの交換も可能。また設置に際しては天井部の意匠性も特に問わないという。
 販売方法としては買い取り方式に加え、東芝建物総合リースとの提携による割賦販売、5年間のリース契約を考えている。
 今夏の需要期に備えた新商品として同社としても一攻勢かけてゆく構えだ。




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