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SATAS 国内初の不動産証券化業務統合コンサルティング会社

1999.07.01 16:55

 「日本初の本格的な不動産証券化業務の総合コンサルタント」の看板を掲げた会社が7月2日に誕生する。
 このSATASインタグレイト(東京都港区)は不動産共同投資事業の調査や研究、市場拡大を目的に設立された不動産シンジケーション協議会前専務理事の佐藤一雄氏が代表を務める他、税理士、公認会計士、弁護士、司法書士等各分野の専門家が多く在席しており、不動産証券化に関与するあらゆるジャンルにおいて有効、適切なサポートをすることが出来るのが特徴だ。
 また、今後は講演会等を通じて証券化事業の普及拡大、及び健全な市場の確立をはかってゆく予定だという。
 不動産の証券化事業は金利低下などで行き場を失った投資資金の新たな投入先として注目を集めており、東京建物をはじめとする大手デベロッパーなども参入を始めているが、市場そのものが完全に成熟しておらず、法制度や金融業界との連携、投資家保護など様々なソフト面での整備が求められていた。




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