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ウィルスによるソフトウェアの損害も補償 パソコン機器対象の新型保険 興亜火災が新発売

1999.07.01 16:56

 興亜火災海上保険(東京都千代田区)は、パソコンのハードやソフトに関する損害を幅広く補償する”PaSoCoN保険”の販売を6月11日より開始した。
 補償対象となるのは①パソコン本体、サーバー、周辺機器等ハードウェアの突発的事故(盗難・火災・落下破損など)による修理、復旧費②データ・プログラム等ソフトウェアの損壊、改ざん、消去などによる再作成費用、入力費用(誤操作、ハッカーによる妨害、コンピュータウィルス、機器本体の損害に起因するもの)③通信ネットワークや電気供給ラインの中断により営業休止された場合の損失、の3点。また契約者に対してはコンピュータウィルス対策などの最新情報も提供し、単なる保障に留まらずリスクコンサルティングの側面を持たせているのも特色だ。
 同社ではこれまでも「コンピュータ総合保険」を販売してきたが、ソフトウェアの価額を金額的に評価することは困難で、契約時の補償金額の設定や保険料の算出の際に複雑な計算が必要となり、実質的にオーダーメイド的商品となっていた。

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