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イトーキ 情報化オフィス対応の新型デスク コムネットテーブルシステム

1999.09.21 13:39

 イトーキ(大阪市)は情報化に対応したオフィス用のテーブルシステム「コムネットテーブルシステム」の販売を10月1日より開放する。
 このシステムはテーブルシステムと収納システムからなり、テーブルシステムは2~6人用の大型テーブルが中心となる。
 このテーブルにはノート型やデスクトップ型など使用するパソコンの種類に応じた配線ユニットをテーブル中央に取り付けられ、フリーアドレス方式のオフィスやミーティング用テーブルなど多目的用途で使用できる。
 一方、収納システムについてはワークスタイルのモバイル化やネットワーク化に伴ってペーパーレス化が進む現在のオフィス事情を考慮し、ファイルの共有化及びそのファイルの中から必要な分だけその都度移動して使うことで省スペース化を図りたい企業側のニーズに即し、個人用、グループ使用等様々な用途用に収納ツールを豊富に用意している。
 今回の販売に先立ち、同社では今年2月より自社営業部門に同システムをモデルに導入したがそれにより、一般的に必要とされる営業部員ひとりあたりの収納物の分量を個人管理情報を最小限に抑えることで約3分の1にまで減らすことに成功したという。今回は什器の販売のみならずこうしたノウハウについても提供してゆくとのことだ。
 同社では来年度で10億円の販売を見込んでいる。

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