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ビル経営ソフト本格販売開始 低価格と操作性の良さ売り

1999.09.21 13:40

 経営資源活用センター(東京都葛飾区)はビル経営のシミュレーション概算計算ソフト「かわぎし君」の本格販売を開始した。
 これはビル管理業カルチェカガン(東京都中央区)代表の河岸健吉氏のアイデアをもとに考案されたもので、管理費計算やキャッシュフロー計算、ビル事業計画の速算即答、投資額から逆算する賃料計算などが行える。
 「とにかく操作方法の簡素化を第一に考えました。計画しているビル事業が採算がとれているものなのか、テナントの賃下げ要求に対しどこまでの賃料レベルまでなら妥協が可能なのか、といった点について即座に計算できる為、ビルオーナーに限らず管理、仲介会社の営業ツールとしても役に立つと思います」(河岸氏)
 同ソフトはこれまで経営資源活用センターが主催するセミナー会場での販売が主であったが、利用者からの評判が良い為、この度一般に向けて売り出すことにしたもの。ウインドウズ95及び98対応で価格は4万9800円。




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