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低価格の紳士服店 日比谷店フロア面積170坪 中間マージンカット 東京へ積極的に展開

1999.10.01 17:07

 景気低迷による消費者の買い控えの影響を受けた百貨店・衣料店は撤退を開始したところも少なくない。そこへ低価格を前面に店舗の積極展開を図るのが紳士服「ザ・スーパースーツストア」(東京都千代田区)である。
 10月1日、日比谷にて1号店がオープン。
 流通経路における中間マージンをカットし、無駄なコストを削減。1万9000円を中心とした価格のオリジナルブランドスーツを販売する。170坪を超えるフロア面積の店内には、常時1500着以上のスーツをラインナップする。
 同店を運営するのは大阪に本拠を置くアパレルメーカー・オンリー(京都市北区)。同社は98年より陳列商品がすべて1900円均一のワンプライスショップ「19SHOP」を展開しており、若い女性をターゲットとし、次々と店舗を拡大している。
 今回は男性をターゲットとした低価格紳士服店としている。
 業界大手のアオキ・インターナショナルなど、消費不況により店舗縮小・業態転換を迫られる中、同社がどこまで伸びるのか、注目が集まっている。

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